ドラフト会議情報局 2024高校生ドラフト候補 2024大学生ドラフト候補 2024社会人ドラフト候補
2024ドラフト指名予想 スカウト評価 ドラフト候補の動画 ホームにもどる

中村優斗(愛知工大)、広島「1位候補になるのでは」

2024年06月23日

週刊ベースボールONLINEより  (source)

中村優斗(愛知工業大・投手)
176cm・右投左打・動画

異次元の領域に入る、貫録の投球だった。愛知工大・中村優斗(動画)は紅白戦で2回を打者6人から5者連続三振、パーフェクトに抑えた。この日最速の154キロの真っすぐにスライダー、フォーク、カットボールを織り交ぜ、格の違いを見せつけた。

3月には井端弘和監督が指揮する侍ジャパントップチームに招集。欧州代表との強化試合第2戦では1回無安打無失点に抑え、自己最速タイ157キロを計測。飛躍の舞台となった。

今春の愛知大学一部リーグは5位。目標としていた全日本大学選手権出場を逃した。苦しいチーム状況の中、中村はエースとして腕を振った。中京大3回戦では自己最速を2キロ更新する159キロを計測し、成長の跡を残している。

昨年12月の愛媛・松山に続き、侍ジャパン大学代表候補合宿に選ばれた。リーグ戦後は肩、肘を休める疲労回復と並行して、今年から取り入れたトレーニングを継続してきた。

「重心を一つのテーマとしてきました。母指球と小指球のラインに合わせて、そこの位置でウエートトレーニング。投げるのも同じ位置にすると、並進(運動)が一番速くなる。かかと重心で乗り切れなかったんですが、ちゃんとした重心でボールに力が伝わりやすくなり、球の質が上がりました。投手はスピードだけではないですが、一つの指標にはなる」

紅白戦には2つのモチベーションがあった。「2イニングをパーフェクトに抑える。自己最速を狙う」。7回表二死からは、侍ジャパントップチームでともに欧州代表の強化試合を戦った青学大・西川史礁(4年・龍谷大平安高)からスライダーで空振り三振を奪った。

「松山では内野安打を打たれていたので、今回は三振を取れて良かったです」。特別ルールで登板した7回裏は三者連続三振。最後のボールは空振り三振で154キロと、存在感を示した。

自己最速を更新できなかったが、あくまでも設定した数字に過ぎない。フォークの変化についても「手前で落ちたので、捕手に迷惑をかけました。納得はしていない」と反省を口に。ただ、2つのゼロをスコアボードに記した投球内容には、充実感がある。「抑えるという、投手としての仕事ができた」

ネット裏で視察した広島・苑田聡彦スカウト統括部長は「ボールは速いし、キレがあるし、コントロールもある。あのフォークは打てない。投げ方も良いので、ケガをせず、もっと良くなると思います。ドラフト1位候補? どの球団も評価しているでしょうから、そうなるのでは」と、あらためて逸材を絶賛した。



中村君のスカウト評はこちら

中村君のピッチング動画はこちら

draftkaigi at 13:00│ │広島 
ドラフトニュース検索