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ドラフト戦線異状あり、投打のドラフト目玉が故障

2024年06月27日

6/27、日刊ゲンダイ終面より
今秋ドラフトの投打の目玉が代表入りを逃した。去る24日、7月の「プラハ&ハーレムベースボールウイーク」に出場する大学日本代表が決定。1位候補の青学大・外野手の西川史礁ら選出された24人のメンバーの中に、左腕の関大・金丸夢斗(動画)遊撃手の明大・宗山塁(動画)の名前はなかった。

金丸はプロのスカウトから、「10年に1人の逸材」「カブスの今永昇太以上の可能性を秘めている」と称賛の声が相次ぐなど、今秋ドラフトで最も人気を集めるとみられていた。

兵庫・神港橘高から関大に進学し、1年秋からベンチ入り。今年3月には侍ジャパンのトップチーム入りを果たし、欧州代表との強化試合で2回無安打と好投した。今春リーグ戦も防御率0.00の無双状態。12球団が1位候補に挙げている。

そんな金の卵に異変が生じたのが5月11日の関学大戦だ。登板中に腰痛を訴え、四回限りで緊急降板。その後、腰の骨挫傷が判明したのだ。本人は代表入りに意欲を燃やしていたものの、辞退に追い込まれた。

腰の骨挫傷は症状によって全治に長短はあるが、「一般的には1カ月は経過観察が必要。病院での通院治療が必要となると、半月程度の海外遠征に同行するのは難しい」(某トレーナー)という。「2年時からフル回転してきた反動でしょう」とは、セ球団の某スカウトだ。

「金丸は故障が一番怖い。177センチ、78キロと体は大きくないものの、鋭い腕の振りと下半身のひねりによって、素晴らしいボールを投げる。裏を返せば、腰など体に負担がかかりやすいフォームともいえます。常に100%の力を出し切る力投型ですから、なおさらです」

2年時からプロが視察に訪れ、メディアの注目度も高い。

「関大もピリピリしている。メディアに対して先日、金丸の取材日を限定する旨を通達したほどです」(放送関係者)

前出のスカウトが続ける。

「今後の腰の状態次第では、指名を回避する球団が出てきても不思議ではない。昨秋ドラフトでは、下村(青学大=阪神)、草加(亜大=中日)ら、1位指名投手が相次いで故障離脱した。兵庫県出身の金丸にとってご当地球団の阪神は、下村のトラウマに加え、即戦力の内野手を1位指名する可能性がある。左投手が補強ポイントの巨人なども、今後の投球を注視することになります」

大学ナンバーワン野手との呼び声が高い宗山にも異変が生じている。2月のオープン戦で右肩に死球を受け、肩甲骨を骨折。全治3カ月の診断を受け、3月には侍ジャパン入りしたものの、試合出場はかなわなかった。

当初は出場が絶望視されていた春のリーグ戦には5試合に出場したものの、打率.174と精彩を欠いた。明大の首脳陣は肩甲骨骨折に配慮し、春のリーグ戦は欠場させる方針だったが、宗山が出場を直訴するなど、一悶着あったという。

「最大の武器は鉄壁の守備力。宗山を取れたら遊撃は10年安泰、と言っても過言ではない。もうひとつの武器が体と精神力の強さ。広島・広陵高の1年夏からベンチ入りを果たし、明大進学後は1年時の2021年5月9日の法大戦からずっとスタメン出場してきた。が、今年5月11日の立大戦を欠場。連続スタメン出場試合が72でストップした。明大の田中監督は『上半身のコンディション不良』と多くを語らなかったが、それまで試合に出続けていたため、『別の箇所を故障したのではないか』と懸念する関係者もいます」(前出の放送関係者)

前出のスカウトも言う。

「この春の低迷は、故障の影響が大きいと思いますが、一方で選手としてはすでに完成されているため、今後の伸びしろを疑問視する声もある。大学ナンバーワン野手の座は、走攻守三拍子がそろう上に、故障歴もない青学大の外野手、西川に取って代わられるかもしれません。西川は今でこそ外野を守っていますが、もともとは内野をやっていた。内野手としての可能性もゼロではない。その点で、宗山よりも伸びしろを感じさせます」

投打の人気ナンバーワンに生じた異変……。巨人、阪神のみならず、12球団のドラフト戦略に大きな影響を及ぼしかねない。



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