宇野真仁朗(早稲田実)通算64号弾、ロッテ高評価
2024年07月23日

宇野真仁朗(早稲田実高・三塁手) 177cm・右投右打・動画 |
西東京大会では早実が国学院久我山との乱打戦を制して、日本ハム・清宮幸太郎内野手を擁した2017年以来となる4強入りを果たした。雷による中断を含む4時間27分の激戦。木製バットを使うプロ注目スラッガーの宇野真仁朗内野手(動画)が高校通算64号となる満塁弾を放ち、チームをけん引した。
じっとりと額にかいた汗、神宮の赤土が染みついたユニホームが激戦を物語る。宇野は安堵の表情で勝利の喜びをかみしめた。「ベスト8という壁がなかなか越えられなかった。すごい粘りで追いつかれましたけど、終わって今はホッとしました」
序盤、試合を動かしたのは宇野だった。雷による中断を挟んだ1-3の二回、1死満塁で打席へ。一、二塁間が空いたシフトが視界に入っていたが、「自分の打撃を貫くことしか考えてなかった」と集中。カウント2-2からチェンジアップをすくい上げ、一時逆転の左越え満塁弾を放った。
これが2試合連発となる高校通算64号。視察したロッテ・福沢スカウトは「長打を警戒されている中で打つのは大したもの。凡打でも全力疾走しているところも評価できる」とうなずいた。
(7月22日 西東京大会準々決勝 早稲田実 14-13 国学院久我山)


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│ロッテ