藤田琉生（東海大相模）、中日「バランス良かった」
2024年08月28日
中日スポーツwebsiteより （source）| 藤田琉生（東海大相模高・投手） 198cm・左投左打・動画 |
プロ注目の東海大相模・藤田琉生投手（動画）は3回に登板し、1イニングを無安打無失点に抑えた。自己最速149キロにあと1キロと迫る148キロのストレート中心で大学生を打ち取った。
「だいぶ良かったと思います」と手応えを口にした198センチの長身左腕。関西学生野球リーグ春季リーグで首位打者に輝いた京都大の山本陶二を三ゴロ失策で一塁に出したものの、関東第一・熊谷俊乃介捕手とのバッテリーで二盗を阻止して、ピンチを防いだ。
前日のブルペン投球は「バランスが悪くて、感覚が悪かったです」と話していたが、一夜明けて朝から体を動かして、午後1時からの試合に備えていた。ネット裏で視察した中日・山本将道スカウトは「きょうは力感なく、バランス良く腕が振れていたと思います」と評した。
今後に向けて、藤田は「任されたイニングを、まずは絶対に最初は抑えて、守備から流れをつくって攻撃につなげられるように。やっぱり1点を争う大会なので、その1点の重要性を甲子園でも学んでるので、これからの野球人生に生かしていきたいと思います」
今夏の甲子園は、関東第一との準々決勝で9回途中まで2失点に抑えながらも涙をのんだ。好投しながらも1点の重みを思い知らされた。アジアの頂点に立つために、その悔しい経験を無駄にはしない。
（8月27日 練習試合 関西学生野球連盟選抜 3―1 高校日本代表）
藤田君のスカウト評はこちら藤田君のピッチング動画はこちらdraftkaigi at 06:17│
│中日
