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渡部聖弥(大商大)、中日「差し込まれなくなった」

2024年08月30日

中日スポーツwebsiteより (source)

渡部聖弥(大阪商業大・外野手)
177cm・右投右打・動画

今秋ドラフト候補の大学日本代表、渡部聖弥外野手(動画)は2安打(5打数)2打点と「4番・指名打者」の役割を果たした。

先発の左腕、中崎琉生投手には投手強襲ライナー(記録は投ゴロ)と遊飛に終わったが、5回に3番・西川史礁外野手が勝ち越しタイムリーを放ったあとの1死三塁で、代わったばかりの右腕、間木歩投手から左前へ適時打した。

7回には198センチの最速150キロ左腕の藤田琉生投手から右翼線へ適時二塁打を放った。「外の真っすぐに対して力負けすることなくできたことが、すごく良かったと思います」

右打ちのスラッガー、渡部は高校2年春にセンバツ出場。大学2年春には首位打者を獲得し、2年秋にはリーグ最多となるシーズン5本塁打を記録した。リーグ戦通算本塁打は8本だ。最後のシーズンに向けて、自らのテーマとしているのは「改善」だ。

今春の関西六大学春季リーグ戦は1本塁打を放ったものの、打率2割2分の7打点と苦しんだ。その二の舞いとならないよう、最後のシーズンに向け、詰まってしまえば次の打席ではポイントを前にして打つなど、修正を図りながら打席を重ねる。それを「改善」と表現して「1試合で内容のあるプレーをすることを課題にしています」と話す。

この日、ネット裏で視察した中日・山本将道スカウトは「春に比べて、打ちにいけるようになりましたね。春は球を呼び込もうとして差し込まれたりしていたんですが、今はポイントを前にして打てています」と高く評価する。

この試合では大学日本代表では初めて「4番」を任されて「光栄」と話した。バットを折られてしまうと、次の打席は右方向へ。改善力と対応力をつけて、10月24日のドラフト会議を待つことになる。

(8月28日 U18壮行試合 大学日本代表 7―1 高校日本代表)



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draftkaigi at 07:05│ │中日 
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