ソフトB5位・石見颯真、スカウト「コンタクト能力評価」
2024年10月29日

2024ソフトバンクドラフト5位 石見颯真 愛工大名電高・遊撃手・動画 |
ソフトバンクにドラフト5位で指名された愛知・愛工大名電高の石見颯真内野手(動画)が28日、名古屋市内の同校で指名あいさつを受けた。広角に打てるバットコントロールが自慢の遊撃手が「同期の2番手」からの巻き返しを誓った。
緊張した面持ちでスカウト陣を迎えた石見は「ドラフトの時はほっとした気持ちが一番だったけど、実感が湧いてきた」と振り返った。
ソフトバンクは4位で東京・早実高の宇野真仁朗内野手を指名。同じ遊撃を本職とするライバルを意識する石見は「5位という指名をいただいた。4位にも同じ高校生の宇野がいる。そこには絶対負けないという気持ちでいたい」と闘志を燃やした。
ソフトバンク・福山龍太郎アマスカウトチーフは「一番の評価はバットコントロール、コンタクト能力」と打撃面の魅力を説明する。その上で「こういう逸材はなかなかいない。(高校生の遊撃手を)連続の指名になりましたけど、十分活路はある」と競争に期待した。
多くの名選手を輩出した同校OBにはオリックスや米大リーグで活躍したイチロー氏がいる。指名あいさつではイチロー氏が描かれたオブジェを前に記念撮影。「(母校から)素晴らしい選手が出ているけど、憧れるのではなく超えられるような成績を残したい」と大きく羽ばたくことを誓った。


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│ソフトバンク