織田翔希(横浜)に11球団集結、阪神が高評価
2024年10月29日

織田翔希(横浜高・投手) 185cm・右投右打・動画 |
準々決勝2試合が行われ、横浜が東農大二を下して4強入りを決めた。最速150キロという“スーパー1年生右腕”・織田翔希投手(動画)が公式戦では初となる完投&完封勝利。6年ぶりとなるセンバツ出場を“当確”とした。
1年生が仁王立ちした。185センチの長身を生かし伸びやかに投球。織田が来春のセンバツ出場を手中に収める完封劇だ。「ブルペンから納得いく調子ではなかったんですが、ここまで準備してきたことに自信を持ってマウンドに立てました」
雨で試合開始が3時間遅れたが、ものともせず。二回2死から三回にかけては4者連続三振を奪うなどリズムに乗った。六回には2死一、二塁のピンチを招いたが、3番打者を直球で二ゴロに仕留め無失点。終わってみれば、四球は申告敬遠の1つのみで、2安打7三振の完封勝利を収めた。
24日のドラフト会議を終え、ネット裏では11球団のスカウト陣が次なる逸材を発掘するべく熱視線を送った。阪神・吉野スカウトは「直球は出力もキレもあるし、身のこなしも良い。楽しみ」と評価。
織田も「自分もあの場所に立てるように」と大きく成長した2年後の姿を思い描いた。自身初の甲子園出場が濃厚となったが、「まだ決まった訳じゃないので、一戦必勝で」と慢心はない。頼もしい金の卵が名門をさらなる高みへ押し上げる。
(10月28日 関東大会準々決勝 横浜 2-0 東農大二)


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│阪神