広島育3位・安竹俊喜、スカウト「肩の強さが売り」
2024年11月07日
日刊スポーツwebsiteより (source)
先月24日のプロ野球ドラフト会議で、広島から育成3位で指名された静岡大・安竹俊喜捕手(動画)が6日、静岡市の同大で松本有史担当スカウトらから指名あいさつを受けた。23年育成2位の佐藤啓介内野手に続く同大3人目のプロ入りとなる扇の要は、早期の支配下登録、正捕手を目指していく。
歓喜のドラフトから約2週間。静岡大の安竹が、プロ入りへの決意を新たにした。広島の松本担当スカウトらと対面。球団の帽子もかぶせてもらい、緊張した表情が少し緩んだ。「指名あいさつを終えて、実感が少しずつ湧いてきた。これからプロとしてやっていくんだなという気持ちが、より強くなった」。言葉にも実感がこもった。
二塁送球タイム1秒8台の強肩が光る捕手。同スカウトから「肩の強さが一番のセールスポイント。盗塁阻止率の高い捕手になってほしい。争いの厳しいポジションだけど、早く支配下になって、伸びていくような二塁送球を見てもらいたい」と期待を受けた。
昨年、佐藤が静岡大から育成2位で広島入りした。ウエスタン・リーグでは3割を超える高打率を維持し、6月には支配下登録を勝ち取った。安竹は「心強い先輩がいる。プロでも佐藤さんの取り組む姿勢を見て、早く支配下に上がれるように頑張りたい」。憧れの背中を追い続ける。
静岡高では主に控え捕手だった。2年春、3年夏に甲子園出場も公式戦出場は1試合のみ。卒業後は1浪して、静岡大に進んだ。1日約12時間を勉強に費やした浪人時代は、野球からも離れた。それでも「とにかくレベルアップをしたいという意識でやってきた」。
大学では2年春から正捕手を務め、同年の全日本大学選手権に出場するなどアピール。決して順風満帆とは言えない道をつなぎ、夢を実現させた。
プロ野球では、世界記録の1492試合連続フルイニング出場を果たし、通算2539安打を記録した元阪神金本知憲氏など、浪人を経験しながら大活躍した先人もいる。「将来は走攻守すべてでレベルの高い選手を目指し、カープの正捕手として長く活躍したい」。飛躍を胸に、挑戦を続ける。
2024広島育成3位 安竹俊喜 静岡大・捕手・動画 |
先月24日のプロ野球ドラフト会議で、広島から育成3位で指名された静岡大・安竹俊喜捕手(動画)が6日、静岡市の同大で松本有史担当スカウトらから指名あいさつを受けた。23年育成2位の佐藤啓介内野手に続く同大3人目のプロ入りとなる扇の要は、早期の支配下登録、正捕手を目指していく。
歓喜のドラフトから約2週間。静岡大の安竹が、プロ入りへの決意を新たにした。広島の松本担当スカウトらと対面。球団の帽子もかぶせてもらい、緊張した表情が少し緩んだ。「指名あいさつを終えて、実感が少しずつ湧いてきた。これからプロとしてやっていくんだなという気持ちが、より強くなった」。言葉にも実感がこもった。
二塁送球タイム1秒8台の強肩が光る捕手。同スカウトから「肩の強さが一番のセールスポイント。盗塁阻止率の高い捕手になってほしい。争いの厳しいポジションだけど、早く支配下になって、伸びていくような二塁送球を見てもらいたい」と期待を受けた。
昨年、佐藤が静岡大から育成2位で広島入りした。ウエスタン・リーグでは3割を超える高打率を維持し、6月には支配下登録を勝ち取った。安竹は「心強い先輩がいる。プロでも佐藤さんの取り組む姿勢を見て、早く支配下に上がれるように頑張りたい」。憧れの背中を追い続ける。
静岡高では主に控え捕手だった。2年春、3年夏に甲子園出場も公式戦出場は1試合のみ。卒業後は1浪して、静岡大に進んだ。1日約12時間を勉強に費やした浪人時代は、野球からも離れた。それでも「とにかくレベルアップをしたいという意識でやってきた」。
大学では2年春から正捕手を務め、同年の全日本大学選手権に出場するなどアピール。決して順風満帆とは言えない道をつなぎ、夢を実現させた。
プロ野球では、世界記録の1492試合連続フルイニング出場を果たし、通算2539安打を記録した元阪神金本知憲氏など、浪人を経験しながら大活躍した先人もいる。「将来は走攻守すべてでレベルの高い選手を目指し、カープの正捕手として長く活躍したい」。飛躍を胸に、挑戦を続ける。
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│広島