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阪神2位・今朝丸裕喜、お化けフォーク習得へ

2024年11月18日

11/18、スポーツニッポン3面より 

2024阪神ドラフト2位 今朝丸裕喜
報徳学園高・投手・動画

阪神からドラフト2位指名を受けた報徳学園の今朝丸裕喜投手(動画)が17日、大阪市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金6000万円、年俸720万円(ともに推定)で仮契約を結んだ。

プロの門を叩くにあたって、“新兵器”を手札に加える。仮契約を終えた今朝丸は会見の席に座ると、
「いよいよプロ野球の世界に入るんだな」と胸を躍らせた。熊野スカウトから阪神の帽子を受け取り、笑顔もこぼれた。阪神入団を心身両面で実感。同時に、脳裏では、その先を見据え、プロの世界を生き抜くための武器を磨く決意を固めていた。

「変化球で自信があるのはフォーク。フォークをしっかり、もっと精度を上げてやっていければ、打たれないんじゃないかと思っています」。すでにフォークは軸球の一つだが、プロ仕様へと改良を加える構え。その完成形もイメージできている。

「理想は千賀投手のフォークです」。NPBで最多勝、最優秀防御率をともに1度、最多奪三振2度、勝率第1位1度と数々のタイトルを獲得し、今は活躍の場を米国に求めている千賀が武器とする「お化けフォーク」だ。右腕が操る伝家の宝刀のような、打者の目線から消える落差、切れを、まとわせる算段だ。

「身長は高いけど、細かい動きはできる方なので。精度を上げていけると思う」。“新兵器”を生かすためにも、投球の根本となる直球に磨きをかけることも忘れない。まずは現在「143~144キロくらい」という平均球速の向上を目標に掲げる。「MAXの球速よりも平均球速の方を上げたい。150キロ前半くらいで投げられたら」。

その理想はスピン量が多く、打者の手元で浮き上がるような直球。改めてその“名”を口にした。「目標にしているのは藤川監督の“火の玉ストレート”です」

将来性抜群の大型右腕。「お化けフォーク」と「火の玉ストレート」を手に、かねて豪語している目標へと突っ走る。「200勝できるような投手になりたい。そのためには一日でも早く、1軍に呼ばれるような選手にならないと」。近い将来、主力投手へと化けてみせる。



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draftkaigi at 07:01│ │阪神 
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