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甲子園大会展望

2024夏の甲子園完全予想、勝つのはこの高校!

2024年08月06日

8/6、日刊ゲンダイ20面「夏の甲子園完全予想」より
7日に開幕する夏の甲子園大会の組み合わせ抽選会が4日に行われ、初戦の相手が決まった。春夏連覇を狙う 健大高崎は英明、6年ぶり6度目の優勝を目指す大阪桐蔭は興南と対戦する。初戦24試合の勝敗を占った。

【第1日=8月7日】
第1試合は高橋侠と脇本の2枚看板を擁する滋賀学園が有田工を下す。第2試合は2年連続出場の英明と今春センバツ優勝の健大高崎が激突。アマチュア野球に詳しい スポーツライターの美山和也氏はこう見る。

健大高崎はプロ注目の捕手で4番の箱山、3番の高山らが打率5割超え。センバツ優勝の立役者だった佐藤、石垣の2年生の2枚看板のうち、佐藤は左肘の故障で甲子園大会のベンチ入りメンバーから外れたが、最速153キロ右腕の石垣は健在。新たに下重、仲本が台頭した。特に下重は県大会2回戦で10連続奪三振。健大高崎は選手の層が厚い。佐藤の離脱は痛いが、初戦は突破するでしょう」

第3試合は近藤、知花、西川ら昨夏の甲子園経験者が残る智弁学園が岐阜城北を破る。


【第2日=8月8日】
第1試合は大阪桐蔭と興南の好カード。在阪スポーツ紙デスクがこう言う。

「大阪桐蔭の投手陣は背番号16の最速151キロ右腕の2年生・森がエース格に成長。大阪大会決勝では先発を任されて15奪三振1失点の完投勝利を挙げた。背番号11の最速149キロ右腕の2年生・中野、背番号1の154キロ右腕の平嶋らを擁する投手陣は他校垂涎で、打線も能力が高い。打率.407の境と大阪大会の途中から4番に定着し、打率.583を残した徳丸が軸。高校通算33本塁打のスラッガー、ラマルの長打力も相手には脅威でしょう。興南の149キロ左腕の田崎も好投手ですが、大阪桐蔭が総合力で上回ります」

第2試合は春の九州王者の明豊が小松大谷に勝つ。第3試合は春の近畿王者の京都国際が札幌日大を下す。


【第3日=8月9日】
第1試合は花咲徳栄と新潟産大付が対戦する。高校野球雑誌「ホームラン」の元編集長・戸田道男氏はこう見る。

「ドラフト候補で今大会注目の花咲徳栄の石塚の遊撃の守備は一見の価値があります。打っては打率.462。3番で主将の生田目も.391。ポイントは5番の田島で、2年生の逸材ですが、県大会の途中からパッタリと当たりが止まりました。ただ、能力的には来年のドラフト候補にもなり得る選手で、田島が復調すれば、上位進出も狙える総合力があります。初戦は難なく突破するでしょう」 

第2試合は金足農と西日本短大付が顔を合わせる。前出の スポーツ紙デスクがこう言った。

「西短はチーム打率.381の強力打線。金足農は2年生の吉田が4完投とスタミナは十分で、兄の輝星が引っ張った2018年以来の旋風を狙っていますが、総合力で西短が上です」

第3試合は2年生主体ながら、春の東海大会準優勝の菰野が南陽工を下す。


【第4日=8月10日】
第1試合は中京大中京が宮崎商に勝つ。第2試合は木更津総合と神村学園が激突。前出の美山氏がこう言う。

「神村学園は甲子園4強に入った昨夏から4番を張るプロ注目の正林を中心に、チーム打率.403の打線は破壊力抜群。エース左腕の今村が20イニングを超える投球回数で無失点と春先の不調から復調したのが大きい。今春のセンバツも優勝候補の作新学院を撃破し、大阪桐蔭には2-4で敗れましたが、チーム力は高い。対する木更津総合は石沢、千葉の2枚看板を中心にノーシードで激戦の千葉を制しましたが、3季連続で甲子園に乗り込む神村学園の経験値が勝つと見ています」

第3試合は6戦59安打と強力打線の岡山学芸館が聖カタリナ学園を破る。第4試合は日本航空が掛川西との隣県対決を制す。


【第5日=8月11日】
第1試合はプロ注目の宇野を軸に強打で西東京を制した早実が鳴門渦潮に打ち勝つ。第2試合は聖光学院が鶴岡東との東北勢対決を制す。第3試合はセンバツ準優勝で、ドラフト上位候補の今朝丸と間木の2枚看板が盤石の報徳学園が大社を倒す。第4試合は2年連続の創成館が白樺学園に勝つ。


【第6日=8月12日】
2回戦に入る第1試合は4季連続出場で好投手の高尾を擁する広陵が熊本工を下す。

「一昨年の秋から最速149キロのエース・高尾と主将・只石のバッテリーが支えてきた。昨夏は優勝した慶応、今春のセンバツは青森山田と、いずれも強豪校に惜しくも延長戦で敗れただけに、最後の夏は集大成として臨んできます。熊本工も3年生エースの故障離脱を救った2年生の山本は制球力抜群。広陵打線も打ちあぐねると思いますが、地力で上回る広陵が接戦を制するでしょう」(前出のスポーツ紙デスク)

第2試合は198センチ左腕の藤田、150キロの2年生右腕の藤田を擁する東海大相模が富山商を倒す。第3試合は試合巧者の明徳義塾が鳥取城北を下す。第4試合は春夏連続の関東第一が北陸を倒す。


【第7日=8月13日】
第1試合は長野日大と青森山田の対戦。前出の戸田氏がこう言った。

「青森山田は最速152キロの関、桜田を含め、県大会で登板した5人の防御率は0.77。打線も決勝で逆転満塁本塁打の佐藤洸ら打率4割以上が7人。今年の選手には優勝を狙えるポテンシャルがあります。長野日大の変則左腕エースは嫌な相手ですが、初戦は問題なくクリアすると見ます」



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2024夏の甲子園、プロ注目の10選手

産経新聞websiteより (source)
第106回全国高校野球選手権大会が7日、甲子園球場で開幕する。1日3試合の第3日まで、試合を午前と夕方に分ける2部制が導入されるほか、今春の選抜大会から導入された低反発バットへの対応など、注目点が多い今大会。出場する49チームの中から、開場100年を迎えた「聖地」で活躍しそうな選手を紹介する。

2年連続で選抜大会準優勝だった報徳学園の右腕、今朝丸裕喜(スカウト評)は188センチの長身から投げ下ろす150キロ超のストレートが武器。選抜大会後から筋力トレーニングを強化し、平均球速が2、3キロ上がったといい、「(チームで)一番勝てる投手になった。結果を出してドラフト1位に入る」と気合は十分だ。

左腕では激戦の神奈川で、東海大相模を5年ぶりの夏の甲子園に導いた藤田琉生(スカウト評)が注目度ナンバーワン。198センチの長身から、150キロ近い速球を投げ込む。「特別な場所だが、いつも通りやっていつも通りの力を出せば勝ち進んでいける」と闘志を燃やす。

広陵の高尾響(スカウト評)は1年からエースで実戦経験が豊富だ。今春の選抜大会以降は、変化球を磨いてきたという。甲子園練習ではマウンドの感触を確かめ「春と変わらない感じで投げられた」と話した。

2年生では大阪桐蔭の右腕、森陽樹が大阪大会決勝に先発し、15奪三振の快投を披露した。

話題性では金足農の2年、吉田大輝が筆頭。6年前の第100回大会で準優勝した同校のエースだった吉田輝星(現オリックス)の弟で「小さい頃から兄に憧れ、甲子園に出たいと思っていた。兄が取れなかった天下をつかみに行く」と意気込んでいる。

春の日本一に輝いた健大高崎の佐藤龍月は左ヒジの故障で、甲子園ではメンバー外となった。

打者では強打を持ち味とする遊撃手の花咲徳栄の石塚裕惺(スカウト評)早実の宇野真仁朗(スカウト評)がプロ注目選手。石塚は「優勝旗を持って帰れるようにチーム全員で頑張る」と話す。健大高崎で主将、4番、捕手を務める箱山遥人(スカウト評)は勝負強い打撃で、春夏連覇を目指す。

「飛ばないバット」の影響で、柵越えの本塁打がわずか2本だった今春の選抜大会で一発を放った神村学園の正林輝大(スカウト評)の成長ぶりも楽しみ。「去年の夏(4強)の結果を超えたい。個人の目標は打率5割」と活躍を誓っていた。



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2024夏の甲子園展望(デイリースポーツの見解)

2024年08月05日

8/5、デイリースポーツ10面より
今春センバツ王者の健大高崎が優勝候補の筆頭だ。エース左腕・佐藤が故障によってメンバー外となったが、最速154キロ右腕の石垣らも経験豊富で層が厚い。ドラフト候補の箱山ら打線も迫力があり、投打ともに充実している。

健大高崎と同じブロックに入った大阪桐蔭は境、徳丸らを擁する強力打線が持ち味で興南と初戦で激突。智弁学園明豊も同ブロックに入り、激戦区となった。

センバツ準Vの報徳学園は最速151キロ右腕の今朝丸、間木の二枚看板を中心に堅守を誇る。好右腕・高尾が率いる広陵は、長身左腕の藤田を擁する東海大相模と同ブロック。

センバツ8強の青森山田は最速152キロ右腕の関や4番・原田など投打で実力者がそろう。金足農で2018年夏準Vを果たしたオリックス・吉田輝星の弟である大輝にも注目が集まる。



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2024夏の甲子園展望(スポーツ報知の見解)

8/5、スポーツ報知10面「展望」より
全体的には強豪校が分散した印象だ。とはいえ、今春センバツ王者の健大高崎と2021年夏準Vの智弁学園、西の横綱、大阪桐蔭興南明豊がひしめき合うブロックは見応え十分。さらに、木更津総合と昨夏4強メンバーが10人残る神村学園との対決は、1回戦屈指の好カードだ。

猛暑対策で今夏、開幕からの3日間に導入される朝夕2部制によって、8チームが「夕方の部」に登場する。各校とも日頃から照明の中で練習を重ねている模様で、大きな影響はなさそうだ。

1979年夏の甲子園3回戦では箕島・星稜戦が延長18回、3時間50分の死闘となり、午後7時56分に試合終了。今でも「高校野球史上最高の試合」として語り継がれる。ナイターでどんな名勝負が生まれるのか、楽しみだ。

暑さ対策の一環としては、7回制の議論も始まった。容認の声も聞かれる中、「8、9回の攻防こそ野球の醍醐味」と反対の声もある。

飛ばない低反発バットで争われる初めての夏。終盤に手に汗握る攻防が続出すれば、議論の行方に影響を及ぼすかもしれない。酷暑の中、知恵を絞りながら、選手第一の運営を模索する大会になりそうだ。



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2024夏の甲子園展望(日刊スポーツの見解)

8/5、日刊スポーツ6面「展望」より
ダントツの存在とまではいかないものの、大阪桐蔭をV候補の本命に推す声は多い。投打に選手層が厚く隙がない。18年以来の深紅の大優勝旗へ、初戦の興南戦を、どう切り抜けるか。

センバツ優勝の健大高崎も同ブロックに入った。春夏連覇へ力量は十分。故障で欠くことになったエース佐藤の不在を、どれだけカバーできるかがカギ。

センバツ準Vの報徳学園も投手陣を中心に整備され、優勝戦線に加わる。近畿では総合力で京都国際の前評判が高い。同ブロックの花咲徳栄も上位をうかがう。

ここまで挙げた高校はいずれも1回戦からの登場で、優勝には「6勝」が必要。5勝で全国制覇を狙える2回戦スタート組にも実力校が多く入った。好バッテリーを擁する広陵が目立つ存在。初戦は熊本工との名門対決になった。同ブロックには、能力の高い選手が投打にそろう東海大相模もいる。

関東第一、青森山田、智弁和歌山、明徳義塾など常連校も2回戦組。一部日程で「朝夕2部制」が敷かれることになった猛暑の中で、この1試合の差がどう出てくるか。ここ3年の夏は「2回戦組」が優勝している。


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