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独立リーグ

指名漏れの清原(慶応大)、四国IL香川からラブレター

2024年11月11日

日刊スポーツwebsiteより (source)

清原正吾(慶応大・一塁手)
186cm・右投右打・動画

大学野球の有終の美を飾った慶大・清原正吾内野手(動画)に“ラブレター”が届いていたことが10日、分かった。送り主はこの日も神宮のネット裏で視察した、国内独立リーグの四国IL・香川の上田誠球団代表だ。

秋になってから入団へのオファーを出していたものの、清原が指名漏れした24日のNPBドラフト会議の直後にもすぐ動いた。「堀井監督宛てに手紙を書きました。2枚。次の日にすぐに郵送しました。速達で。監督から本人に渡してもらえるように」

慶応(神奈川)で甲子園出場経験も豊富な上田氏は、清原が大学1~2年生の時は慶大でBチームのコーチを務めていた縁もある。中学、高校と6年間のブランクがあった清原の、野球の基礎を作り直した“師”でもある。

「4年生になったら試合に出られたらいいね、くらいだったんですけど。まさか中軸になって。プロ(NPB)に行かせてあげたかったんだけど、これで野球を辞めちゃうのは…。せっかく4年間という短い期間でここまでになってきたんだから、もう1つ伸びるんじゃないかと思って」

上田氏は今年から香川の球団代表を務める。入団のメリットは多いと話す。

「四国(アイランドリーグ)って割とNPBにも出ているし、独立リーグですけど移動時間も短いんですよ。体作りが大事になるし、移動時間が短い分、ウエートもしっかりできる。150キロくらいの投手もゴロゴロいる。今度監督になる熊野(輝光)さんはオリックスで清原君のお父さんのことも知っているし」

清原自身は早慶戦が終わったこの日時点では「腹に落として決めきることはまだできていないので」と希望進路を口にしなかった。野球をやめる選択肢もあることを、近い関係者には伝えている。上田氏は「もったいない」と言う。

「リーグのレベルも高いですよ。だから、1年で(NPBが)ダメだったら就職しろと。シーズンやりながら東京で就職活動があるなら行って、その試合は出なくていいからと。そういうのも全部やってあげたい。中学と高校で野球をやらなかった分を、大学卒業してから1年2年やってもいいんじゃないのって」

思いは続く。

「話を聞きたいなら、もちろん飛んでいきます。ダメならその先を応援するだけですけど、1つの選択肢で(香川も)いいんじゃないのと」

ここまで早慶戦に全集中してきた清原も、いよいよ未来を考える。“カガワからの手紙”は、分岐点で迷う青年の心に突き刺さるか-。



清原君のスカウト評はこちら

清原君のバッティング動画はこちら

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富浜琉心(帝京)、指名漏れしたら独立リーグへ

2024年09月24日

9/24、スポーツニッポン19面より 

富浜琉心(帝京高・一塁手)
180cm・右投右打・動画

今秋のドラフト候補となる選手にスポットを当てる「スポニチスカウト部」。アマチュア担当記者の独自目線による能力分析とともに、選手の素顔を紹介する。第30回は帝京の富浜琉心(動画)。名門から唯一、プロ志望届を提出した強打者に決意を聞いた。

最後の夏を終えても、黙々とバットを振り続けてきた。名門・帝京から唯一、プロ志望届を提出した富浜は「この先は厳しい世界になるが、そこで勝負していきたい」と強い覚悟を明かした。

高校最後の本塁打は衝撃の一発だった。関東第一との東東京大会決勝。2点を追う3回2死一、二塁で打席に立つと、初球の甘く入ってきた直球をフルスイング。今春から完全移行した低反発の金属バットとは思えない鋭い打球は、神宮の左翼スタンド中段に突き刺さった。

だが、5―8で敗れ甲子園出場はかなわず。勝ち越しを許した5回に2失策するなど計4失策と守備が乱れ「自分が逆転ホームランを打って一球の重みを知った分、一つのミスで流れが変わってしまう恐ろしさもよく分かった」と野球の怖さを痛感した。

この一年はチーム事情もあり一塁を守ることも多かったが、この先は「捕手一本」と決めている。小学5年から捕手を始め「試合の流れとかを感じながら守るのが面白くて」と楽しさを実感。守れるだけでなく打てる捕手が理想で、夏以降は木製バットでの振り込みを続けてきた。

強い覚悟はこれだけではない。ドラフト会議で指名漏れした場合は、大学への進学ではなく独立リーグへの入団を志望「大学は4年あると思ってしまうと自分に甘くなってしまうので」とあえて厳しい世界に飛び込む。

この決断には帝京で過ごした3年間の経験が大きく影響。「帝京でも厳しい中でやって結果が出たので、一日も無駄にできない環境でこれからも過ごしたい」と見据えた。

高校通算7本塁打のうち、5本を公式戦で放つなどチーム随一の勝負強さを誇ってきた。「一振りで流れを変えられるような選手になりたい」。ここぞで頼りになる強打者を目指し、新たなステージでの活躍を夢見ている。



冨浜君のバッティング動画はこちら

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週刊ベースボール厳選、2024独立Lのドラフト候補(8人)

2024年09月16日

週刊ベースボールは9月23日号に今秋ドラフト候補60選手を掲載。独立リーグ&2軍参加球団からは以下の8選手を挙げています。

投手
安里海(BC神奈川) C
川口冬弥(四国IL徳島) C
上村知輝(オイシックス) C
早川太貴(くふうハヤテ) C
捕手
大友宗(BC茨城) C
外野手
寺岡丈翔(四国IL徳島) C
知念大成(オイシックス) B
増田将馬(くふうハヤテ) C

※A、B、C評価は週刊ベースボールによる採点です。

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長尾光(BC茨城)、複数球団スカウト視察

2024年09月13日

日刊スポーツwebsiteより (source)

長尾光(茨城アストロプラネッツ・投手)
180cm・右投右打・動画

今秋ドラフト候補に挙がる最速152キロ右腕、BC茨城・長尾光投手(動画)が12日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた巨人3軍とBCリーグ選抜の試合で先発し、予定の1回を無失点に抑えた。

自己最速に迫る149キロを2度計測。2番鈴木大に右前打を許したが「走者が出てもそこまで球速が落ちずに投げられた」と、その後も148キロを計測し、後続を断った。

ノースアジア大明桜(秋田)では2学年上にロッテ山口、1学年下にソフトバンク風間が在籍し、共にプレー。「僕らの代だけまだプロが出ていないので、自分が」と意気込んだ。試合は幹部クラスを含めた複数球団のスカウトが見守った。



長尾君のピッチング動画はこちら

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日下部由伸(BC信濃)、幹部クラスが視察する球団も

2024年06月21日

日刊スポーツwebsiteより (source)

日下部由伸(信濃グランセローズ・遊撃手)
173cm・右投左打・動画

BC信濃の日下部由伸内野手(動画)がNPB関係者たちの前で存在感を見せた。この日、BCリーグ選抜の「6番遊撃」としてスタメン出場。2安打し、二塁や三塁の守備にもついた。「走攻守のバランスと、その中でも特に足をアピールしたかったんですけど、見ての通りで」。盗塁は失敗したものの、初球から敢行するなど積極的だった。

羽黒(山形)を経て富士大に進み、大学2年、3年次には主力として出場。「プロに行きたい気持ちが強かったので」と、ステップアップの場をBCリーグに求めた。50メートル6・0秒、30メートル4・0秒の脚力があり、フットワークも軽い。

173センチ、70キロ。「体は大きくないので、スピード感を生かしたプレー、守備範囲の広さや1歩目の速さなどを、こだわってアピールしていきたいです」と意気込む。ネット裏には編成幹部クラスが訪れる球団もあった。

(6月20日 交流戦 西武三軍 2―2 BCリーグ選抜)



日下部君のバッティング動画はこちら

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