大学
指名漏れの清原(慶応大)、10球団からオファー
2024年11月11日
日刊スポーツwebsiteより (source)
2回戦1試合が行われ、慶大が2―1で早大に競り勝ち、2連勝で勝ち点2とし、リーグ戦が終了した。4番・清原正吾内野手(動画)は1安打で有終の美。巨人などでプロ野球歴代5位の525本塁打を放った父・和博氏が見守る中、男泣きで大学野球に別れを告げた。
清原は泣いた。4回1死二塁では一塁へ頭から飛び込んだ二塁内野安打で好機を広げて同点を呼び、6回の二ゴロでも再びヘッドスライディング。気迫があふれ出た。1点差を守り抜いて仲間たちと抱擁し、感情が形になって頬を伝った。
「僕自身だけでは4年間やってこられなかったと思う。みんなに対して“ありがとう”という気持ち。試合が終わった後に思いがこみ上げてきて泣いてしまいました」
中学、高校のブランクを経て6年ぶり復帰で打ち込んできた大学野球は伝統の早慶戦2連勝で終幕。注目を集める進路は保留した。「早慶戦に2連勝することだけを考えて過ごしてきたので、明日以降に自分と見つめ合って考えたい」
10月24日のドラフト会議で指名漏れ。今季からウエスタン・リーグに参入した「くふうハヤテ」や独立リーグ球団など計10球団からラブコールが届き、中には「年明けまで回答を待つ」というところもある。
現実的な選択肢は、
(1)国内球団でプレーして来年ドラフトに再挑戦
(2)野球を引退した上で1年留年して就職活動、の2つだ。
今カードでは来秋ドラフト候補の早大・伊藤樹から今季3号を放つなどバットを置くには惜しい才能。「腹に落とし込んで決めることができていない」と熟考の姿勢を示した。
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清原正吾(慶応大・一塁手) 186cm・右投右打・動画 |
2回戦1試合が行われ、慶大が2―1で早大に競り勝ち、2連勝で勝ち点2とし、リーグ戦が終了した。4番・清原正吾内野手(動画)は1安打で有終の美。巨人などでプロ野球歴代5位の525本塁打を放った父・和博氏が見守る中、男泣きで大学野球に別れを告げた。
清原は泣いた。4回1死二塁では一塁へ頭から飛び込んだ二塁内野安打で好機を広げて同点を呼び、6回の二ゴロでも再びヘッドスライディング。気迫があふれ出た。1点差を守り抜いて仲間たちと抱擁し、感情が形になって頬を伝った。
「僕自身だけでは4年間やってこられなかったと思う。みんなに対して“ありがとう”という気持ち。試合が終わった後に思いがこみ上げてきて泣いてしまいました」
中学、高校のブランクを経て6年ぶり復帰で打ち込んできた大学野球は伝統の早慶戦2連勝で終幕。注目を集める進路は保留した。「早慶戦に2連勝することだけを考えて過ごしてきたので、明日以降に自分と見つめ合って考えたい」
10月24日のドラフト会議で指名漏れ。今季からウエスタン・リーグに参入した「くふうハヤテ」や独立リーグ球団など計10球団からラブコールが届き、中には「年明けまで回答を待つ」というところもある。
現実的な選択肢は、
(1)国内球団でプレーして来年ドラフトに再挑戦
(2)野球を引退した上で1年留年して就職活動、の2つだ。
今カードでは来秋ドラフト候補の早大・伊藤樹から今季3号を放つなどバットを置くには惜しい才能。「腹に落とし込んで決めることができていない」と熟考の姿勢を示した。
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12球団注目の田中稜真(旭川実)、仙台大に推薦合格
2024年11月02日
11/2、スポーツニッポン28面より
旭川実で主将兼エースを務めた最速152キロ右腕・田中稜真投手(動画)が1日、仙台大体育学部に合格した。NPB12球団が注目していた北の怪腕は、プロ志望届を提出せずに進学を決断。大学日本一と、4年後のドラフト1位指名でのプロ入りを目指し、新天地での活躍を誓った。
152キロ右腕の進路が決まった。旭川実のグラウンドに姿を現した田中の表情は晴れやかだった。
「冷静に考え、今のままでは厳しいという判断になった。(大学で)完成形に近づけてレベルアップし、ドラフト1位で入るのが目標。大卒1年目からすぐにでもローテーションに入り(将来は)球界を背負う投手になりたい」
今年の北海道内高校球界で最も注目される存在だった。夏の旭川支部予選初戦(対旭川南)では6回を投げて11者連続を含む15奪三振をマーク。北北海道大会準決勝(対クラーク)で延長10回タイブレークの末に涙をのんだ。
夏前まではプロ一本だったが、「冷静に考える時間が必要」と家族会議を重ね、同校から21年ロッテ育成でプロの道に進んだ兄・楓基投手からは大学の選択肢も提案され、熟考の末に9月下旬に4年後のプロ入りを目標に定めた。
仙台大には来秋ドラフト候補の151キロ左腕・渡辺一生らがおり、8月下旬の練習会に参加した際には「投手力が高い。成長できるいい環境だなと魅力を感じた」と振り返る。大学での目標は日本一。直球の精度を高め、落ちる球にも挑戦し、4年後を見据える。
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田中稜真(旭川実高・投手) 178cm・右投右打・動画 |
旭川実で主将兼エースを務めた最速152キロ右腕・田中稜真投手(動画)が1日、仙台大体育学部に合格した。NPB12球団が注目していた北の怪腕は、プロ志望届を提出せずに進学を決断。大学日本一と、4年後のドラフト1位指名でのプロ入りを目指し、新天地での活躍を誓った。
152キロ右腕の進路が決まった。旭川実のグラウンドに姿を現した田中の表情は晴れやかだった。
「冷静に考え、今のままでは厳しいという判断になった。(大学で)完成形に近づけてレベルアップし、ドラフト1位で入るのが目標。大卒1年目からすぐにでもローテーションに入り(将来は)球界を背負う投手になりたい」
今年の北海道内高校球界で最も注目される存在だった。夏の旭川支部予選初戦(対旭川南)では6回を投げて11者連続を含む15奪三振をマーク。北北海道大会準決勝(対クラーク)で延長10回タイブレークの末に涙をのんだ。
夏前まではプロ一本だったが、「冷静に考える時間が必要」と家族会議を重ね、同校から21年ロッテ育成でプロの道に進んだ兄・楓基投手からは大学の選択肢も提案され、熟考の末に9月下旬に4年後のプロ入りを目標に定めた。
仙台大には来秋ドラフト候補の151キロ左腕・渡辺一生らがおり、8月下旬の練習会に参加した際には「投手力が高い。成長できるいい環境だなと魅力を感じた」と振り返る。大学での目標は日本一。直球の精度を高め、落ちる球にも挑戦し、4年後を見据える。
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指名漏れの清原正吾(慶応大)、5球団による争奪戦に
2024年10月26日
10/26、スポーツ報知4面より
今季2軍のイースタン・リーグ公式戦に新規参入したオイシックスが、慶大・清原正吾一塁手(動画)の獲得に乗り出していることが25日、スポーツ報知の取材で分かった。
元巨人投手で現在、同球団のチーム強化アドバイザー兼ヘッドコーチを務める野間口貴彦氏がこの日、慶大・堀井哲也監督に獲得の意思を伝えた。独立リーグの四国IL香川、BC栃木、BC神奈川、BC山梨が慶大側にオファーしたことも判明。5球団による争奪戦に発展してきた。
24日のドラフト会議では支配下、育成ともにその名が呼ばれることはなかったが、抜群の身体能力と豪快な打棒を誇る清原には続々とラブコールが寄せられている。
以前から慶大グラウンドへと足しげく通い、清原の将来性に着目していた野間口氏は、ドラフト会議から一夜明け、慶大側に熱意を伝えた。本紙の取材に「慶大で4番を打った実績もあり、魅力のある打者。公式戦でNPB2軍の選手と対戦する環境へとチャレンジすることに、興味を持っていただけたらうれしいです」と語った。
慶応高の前監督で慶大コーチも務めた上田誠氏が球団代表を務める四国IL香川を始め、この日までにBC栃木、BC神奈川、BC山梨も堀井監督へと獲得の意思を伝えたことも新たに分かった。これらの5球団なら1年プレーすれば、来秋ドラフトの対象選手になれるメリットもある。
ドラフト後の会見で、堀井監督は清原の今後に「先のことはまだ何も決まっていないと申しておりました」と説明していた。無限の潜在能力を誇る逸材を巡り、熱き争奪戦が展開される。
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清原正吾(慶応大・一塁手) 186cm・右投右打・動画 |
今季2軍のイースタン・リーグ公式戦に新規参入したオイシックスが、慶大・清原正吾一塁手(動画)の獲得に乗り出していることが25日、スポーツ報知の取材で分かった。
元巨人投手で現在、同球団のチーム強化アドバイザー兼ヘッドコーチを務める野間口貴彦氏がこの日、慶大・堀井哲也監督に獲得の意思を伝えた。独立リーグの四国IL香川、BC栃木、BC神奈川、BC山梨が慶大側にオファーしたことも判明。5球団による争奪戦に発展してきた。
24日のドラフト会議では支配下、育成ともにその名が呼ばれることはなかったが、抜群の身体能力と豪快な打棒を誇る清原には続々とラブコールが寄せられている。
以前から慶大グラウンドへと足しげく通い、清原の将来性に着目していた野間口氏は、ドラフト会議から一夜明け、慶大側に熱意を伝えた。本紙の取材に「慶大で4番を打った実績もあり、魅力のある打者。公式戦でNPB2軍の選手と対戦する環境へとチャレンジすることに、興味を持っていただけたらうれしいです」と語った。
慶応高の前監督で慶大コーチも務めた上田誠氏が球団代表を務める四国IL香川を始め、この日までにBC栃木、BC神奈川、BC山梨も堀井監督へと獲得の意思を伝えたことも新たに分かった。これらの5球団なら1年プレーすれば、来秋ドラフトの対象選手になれるメリットもある。
ドラフト後の会見で、堀井監督は清原の今後に「先のことはまだ何も決まっていないと申しておりました」と説明していた。無限の潜在能力を誇る逸材を巡り、熱き争奪戦が展開される。
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金丸夢斗(関西大)、パ全球団が指名を見送った理由
10/26、日刊ゲンダイ40面より
「率直にうれしい。1年目から2ケタ勝利を目指して頑張りたい。(中日は)ファンが熱い。同い年の高橋宏斗投手を筆頭に、力強い投手陣が印象的です」。4球団競合の末、中日が交渉権を獲得した関西大・金丸夢斗(動画)はこう言った。
兵庫出身だけに在阪球団を希望しているともいわれたが、オリックスをはじめパ・リーグ全球団が大学ナンバーワン投手の指名を見送ったのはなぜか。「腰のケガを不安視したのです」と、パ・リーグのあるスカウトはこう続ける。
「今年5月に腰の骨挫傷が判明。6月の侍ジャパン候補合宿を辞退し、8月の関東遠征でも投げなかった。秋のリーグ戦で中継ぎに専念したのは大事を取って。すでに完治はしているのでしょうけど、痛めた場所が場所だけに、プロで年間通じて投げられるかは疑問と言わざるを得ない。パフォーマンスはケチのつけようがないが、ウチは体の問題で金丸にはいかなかったのです」
セ・リーグ4球団は腰の問題を差し引いても魅力ある投手と判断したようなのだ。
金丸君のスカウト評はこちら
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金丸夢斗(関西大・投手) 177cm・左投左打・動画 |
「率直にうれしい。1年目から2ケタ勝利を目指して頑張りたい。(中日は)ファンが熱い。同い年の高橋宏斗投手を筆頭に、力強い投手陣が印象的です」。4球団競合の末、中日が交渉権を獲得した関西大・金丸夢斗(動画)はこう言った。
兵庫出身だけに在阪球団を希望しているともいわれたが、オリックスをはじめパ・リーグ全球団が大学ナンバーワン投手の指名を見送ったのはなぜか。「腰のケガを不安視したのです」と、パ・リーグのあるスカウトはこう続ける。
「今年5月に腰の骨挫傷が判明。6月の侍ジャパン候補合宿を辞退し、8月の関東遠征でも投げなかった。秋のリーグ戦で中継ぎに専念したのは大事を取って。すでに完治はしているのでしょうけど、痛めた場所が場所だけに、プロで年間通じて投げられるかは疑問と言わざるを得ない。パフォーマンスはケチのつけようがないが、ウチは体の問題で金丸にはいかなかったのです」
セ・リーグ4球団は腰の問題を差し引いても魅力ある投手と判断したようなのだ。
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広池康志郎(東海大九州キャンパス)に8球団調査書
2024年10月22日
KAB熊本朝日放送より (source)
10月24日に行われるプロ野球・ドラフト会議。指名が期待される選手が東海大学九州キャンパス硬式野球部にいます。
左足を豪快に上げるダイナミックな投球フォームから繰り出すストレートの最速は152キロ。広池康志郎投手(動画)は、NPB8球団から調査書が届いているという注目のドラフト候補ですが、プロを意識したのは大学に入学してからでした。
宮崎・都城農業高校では、畜産を学んでいた広池投手。将来は畜産関係の仕事に就きたいと、農学部のある東海大学に入学しました。「まだ野球をやりたいという思いがあって、親も大学でやってみろと言ってくれたので」
高校最後の夏は1回戦敗退。新型コロナの影響で練習も十分にできず、不完全燃焼に終わった野球をやり切るため、大学でも続けることを決めました。
頭角を現したのは大学2年夏のオープン戦。高校時代の最速を8キロ更新する150キロを計測、一躍プロ注目の存在になりました。球速が上がった理由について、広池投手は「体幹トレーニングや瞬発力を高めるジャンプトレーニングを継続してこられたのがスピードアップにつながった」と話します。
さらに、最近まで伸びていたという身長は185㎝に。体重も85Kgまで成長。体が大きくなったことでボールの質にも変化がでてきました。
投手として三菱重工長崎でプレーした経験を持つ東海大九州の林田監督は「回転数は2500回転超えていますので、ただの150キロだけではなくて。私も現役・指導者時代含めて、見たことないボールを彼は投げます」と広池投手のボールの質について評価しています。
最近では、投手の投げるボールを、球速だけではなく「回転数」でも評価するようになりました。投げたボールが1分間あたりどれぐらい回転するかということを表し、回転数が多いと揚力がかかり、伸びのあるボールになるといいます。
NPB平均が2200回転ほどといわれていますが、広池投手は2500回転と平均を上回る数値を記録しています。
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広池君のピッチング動画はこちら
広池康志郎(東海大九州キャンパス・投手) 185cm・右投右打・動画 |
10月24日に行われるプロ野球・ドラフト会議。指名が期待される選手が東海大学九州キャンパス硬式野球部にいます。
左足を豪快に上げるダイナミックな投球フォームから繰り出すストレートの最速は152キロ。広池康志郎投手(動画)は、NPB8球団から調査書が届いているという注目のドラフト候補ですが、プロを意識したのは大学に入学してからでした。
宮崎・都城農業高校では、畜産を学んでいた広池投手。将来は畜産関係の仕事に就きたいと、農学部のある東海大学に入学しました。「まだ野球をやりたいという思いがあって、親も大学でやってみろと言ってくれたので」
高校最後の夏は1回戦敗退。新型コロナの影響で練習も十分にできず、不完全燃焼に終わった野球をやり切るため、大学でも続けることを決めました。
頭角を現したのは大学2年夏のオープン戦。高校時代の最速を8キロ更新する150キロを計測、一躍プロ注目の存在になりました。球速が上がった理由について、広池投手は「体幹トレーニングや瞬発力を高めるジャンプトレーニングを継続してこられたのがスピードアップにつながった」と話します。
さらに、最近まで伸びていたという身長は185㎝に。体重も85Kgまで成長。体が大きくなったことでボールの質にも変化がでてきました。
投手として三菱重工長崎でプレーした経験を持つ東海大九州の林田監督は「回転数は2500回転超えていますので、ただの150キロだけではなくて。私も現役・指導者時代含めて、見たことないボールを彼は投げます」と広池投手のボールの質について評価しています。
最近では、投手の投げるボールを、球速だけではなく「回転数」でも評価するようになりました。投げたボールが1分間あたりどれぐらい回転するかということを表し、回転数が多いと揚力がかかり、伸びのあるボールになるといいます。
NPB平均が2200回転ほどといわれていますが、広池投手は2500回転と平均を上回る数値を記録しています。
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