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日本ハム

日ハム3位・浅利太門、スカウト「天井の高さを評価」

2024年11月02日

日刊スポーツwebsiteより (source)

2024日本ハムドラフト3位 浅利太門
明治大・投手・動画

日本ハムドラフト3位、浅利太門投手(動画)が1日、東京・府中市内の同校で指名あいさつを受けた。「少し実感が湧いたなっていうのが正直な感想です」と、落ち着いた口調で話した。

最も評価されたのは「伸びしろ」だ。日本ハム・大渕隆スカウト部長は「身体能力はもちろん、スピードボールからカット、チェンジと1つ1つの能力の高さ、ボールの質の良さは誰もが認めるところ。天井の高さを評価してます」と、その潜在能力が決め手となった。

186センチ、88キロの恵まれた体格から投げ下ろす最速154キロの直球は神宮球場のトラックマンで2500中盤から2600を記録する。「現状としては、まだまとまりきれていない。発展途上。彼の旬は2年後ぐらいかな、と」育成に力を入れている日本ハムらしく、この先の成長に大きな期待を寄せる。

浅利もまた「自分の潜在能力というか、伸びしろを評価していただいてると言っていただいた」と、これからの野球に、胸を膨らませた。

ドラフト当日、色紙には好きな言葉として「七転び八起き」と記した。「大学時代うまくいかないことも多かったんですが、諦めずに練習し続けた結果、ここまで来られた。その思いを込めて書きました」。

3年春からリーグ戦デビューの遅咲きも、1、2年時の地道な努力があったから今がある。今再びの努力に何の迷いもない。「プロの世界でも、何回も何回も立ち上がれるように頑張ります」と、力強く話した。

2年後、1軍マウンドの景色は見えている。打席には現チームメートで楽天1位の宗山だ。「きっと僕の真っすぐを狙ってくると思いますが、しれっと交わして抑えたい(笑い)」と、イメージはバッチリ。明大入学時、寮は同部屋で、学部も暮らすも一緒。少しずつコミュニケーションをはかり、今では大の仲良しだ。「無理やりいじってました(笑い)。宗山だけは、打たれたくない」と、気合十分だ。

浅利は「後ろの大事な場面を任せていただける投手になりたい」と話したが、その発展途上の力には、大きな可能性を秘める。大渕スカウト部長は「彼の能力をもう一度整理して、最大限の力を発揮することは何かを考えていきたい」と先発も示唆。

この日、球団からプレゼントされたドラフト会議のパスには、栗山CBOのサインと「共に天下を」とメッセージが書かれていた。「少しでも日本一の力になれるようになりたいと思います」。天下をとるその日まで。あきらめずに走り続ける。



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日ハム6位・山城航太郎、スカウト「秋に良くなった」

2024年11月01日

日刊スポーツwebsiteより (source)

2024日本ハムドラフト6位 山城航太郎
法政大・投手・動画

新庄監督の名言「努力は一生 本番は1回 チャンスは一瞬」を体現した大型新人は、プロ入り後もワンチャンスをものにする。

日本ハム6位指名の法大・山城航太郎投手(動画)が31日、川崎市内の同校で指名あいさつを受けた。「自分の持っているものを取り繕うことなく前面に出して良いと。すごくやりやすい環境なんだなと思いました」。運命のドラフト会議からちょうど1週間後のこの日、気持ちを新たにした。

福岡大大濠出身。同級生は20年ドラフト1位でオリックスに入団した山下舜平大投手だ。遊撃手として法大に入学も「プロに行くにはピッチャーだな」と高校時代に最速149キロをマークしていた投手に専念した。

しかし、フォームを崩すなどして130キロ台しか放れないスランプの時期もあり、リーグ戦デビューは3年秋。今春のリーグ戦では3試合で3イニングを投げて防御率0・00も「空振りや三振が全くなかった」。

日本ハム・大渕隆GM補佐兼スカウト部長も「1つ1つのボールが良いのは春の時点でもわかっていましたが、まとまりが悪かった」と話したように、評価はそこまで高くはなかったという。

自らを「遅咲き」と語る山城が一瞬のチャンスをつかんだのは、ドラフト直前の4年秋だった。ドラフトで指名を受けるために、今秋リーグ戦へ向けては「フォークとスライダーに磨きをかけて、上(プロ)を目指せるように」と改良に取り組んだ。

フォークは法大助監督で元近鉄、楽天の高村祐氏から助言をもらい、スライダーは自ら研究を重ねた。成果は結果に表れ、今秋はここまで5試合13回を投げて2失点、12奪三振、防御率1・38とアピールに成功した。

大渕GM補佐兼スカウト部長も「最後の秋でまとまってきて、早大戦では満塁で登板して、しっかり抑えたり、慶大戦では5回を投げきった。右肩上がりの雰囲気が見えてきたので、身体能力も高いですし。プロに入ってもそれに見合った成長が見込めるかなと思いました」と評価を上方修正。

続けてきた努力が、大学ラストシーズンという本番で花開き、プロ入りのチャンスをつかむことができた。プロでもチャンスは逃さない。「絶対に抑えてやる」と物おじしない投球が持ち味で、1年目の目標は「(山下)舜平大も新人王を取ったので、自分も取りたいです」と見据える。

「最終的には9回を任せてもらえるようになりたい」。大目標へ、来春から早速熾烈な争いが始まる。早くチャンスをたぐり寄せ、プロでは最初のワンチャンスをものにして、一気に飛躍を目指す。



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石垣元気(健大高崎)、DeNA・日本ハム高評価

2024年10月30日

スポーツ報知websiteより (source)

石垣元気(高崎健康福祉大高崎高・投手)
178cm・右投左打・動画

今春センバツ王者の健大高崎(群馬1位)が佐野日大(栃木1位)に7回コールドで勝利し、4強入り。来春のセンバツ行きを“当確”にした。先発したエース右腕・石垣元気(動画)が2年生としては史上最速の158キロを計測。7回3安打3失点で完投勝利を収めた。

2回2死三塁、8番・福田來貴へのフルカウントからの1球は内角に外れ、四球となったが、「158」の表示に球場全体がどよめいた。2年生投手の史上最速は2013年夏の愛媛大会で済美・安楽智大、18年秋の岩手大会で大船渡・佐々木朗希がマークした157キロとされる。これを1キロ更新した。

ネット裏で視察したDeNA・稲嶺スカウトは「スピードボールが一番の魅力。夏から秋にかけて、力みなくバランスよく、丁寧に投げられるようになってきている。投手のスキルが成長している」と評価。

日本ハム・坂本スカウトは「右の本格派。この時期にこれだけスピードが出るのは、驚きしかない。丁寧に放ってもスピードが出ている」と成長ぶりを称賛した。「高卒ドラフト1位でプロに行きたい」と意気込む石垣。2025年秋のドラフト候補としても、熱視線を浴びることになる。

(10月29日 関東大会準々決勝 健大高崎 10―3 佐野日大)



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日本ハム、1位指名決定は新庄監督の意見を聞いてから

2024年10月23日

10/23、スポーツ報知2面より
日本ハムの新庄剛志監督が、23日に都内で行われるスカウト会議に出席することが22日、分かった。新庄監督はCS最終Sで敗退した18日のソフトバンク戦後、自身の進退について「ドラフト会議が終わった時に、しっかり答えを出します」と語っていたが、現場のトップとしてドラフト前日の会議から参加する。

この日、千葉・鎌ケ谷で球団幹部らが集まりドラフトへ向けた会議を行った。報道陣に対応した栗山CBOは、1位指名が確定していないことを強調した上で「明日監督も来ると思うので、現場の意見も聞きながら」と説明した。

日本ハムは1位候補として、即戦力と言われる明大・宗山(動画)福岡大大濠の二刀流右腕・柴田(動画)らをリストアップ。新庄監督が肌で感じたチームの現状と未来予想図も加味し、最終的に指名選手を決定する。



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日本ハム、宇野真仁朗(早稲田実)を上位候補に

10/23、日刊スポーツ5面より 

宇野真仁朗(早稲田実高・三塁手)
177cm・右投右打・動画

日本ハムがドラフト上位候補として早実・宇野真仁朗内野手(動画)をリストアップしていることが22日、分かった。今夏は木製バットでアーチを量産し、母校の9年ぶり甲子園出場に貢献した高校通算64本塁打のスラッガー。

早実の先輩、清宮も今夏は母校の試合をチェックする中で「宇野君、木で打ってますもんね。すごい。当時の僕なら無理」と感心した逸材は、プロ入りする高卒野手が苦しむポイントに適応しているのも魅力的だ。

補強ポイントにも合致する。この日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設でドラフトへ向けた会議に参加した栗山CBOは「来年、3年後、5年後(のチーム像)を含めてバランスを取りながら、どういう選手を取りに行くかは非常に細かく話している」と説明した。

今季1軍で出場した右打ちの日本人内野手は捕手登録の郡司に野村、奈良間の3人と手薄。宇野は遊撃を中心に三塁や二塁も守り、夏の甲子園後のU18アジア選手権では、一塁手のベストナインに輝いた。ユーティリティーさも兼ね備える右のスラッガーは希少価値も高く、数年後はチームを背負える存在となる可能性も高い。

この日も1位指名は決まらなかったが、明大・宗山塁内野手(動画)や投打二刀流の福岡大大濠・柴田獅子投手(動画)らが候補。23日は新庄監督も参加するスカウト会議で最終決定し、宇野も含めて24日のドラフト本番に向けた指名戦略を詰める。



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