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阪神

阪神育2位・嶋村麟士朗、スカウト「打てる捕手と評価」

2024年11月04日

テレビ高知より (source)

2024阪神育成2位 嶋村麟士朗
高知ファイティングドッグス・捕手・動画

プロ野球ドラフト会議で、阪神タイガースから育成2巡目で指名された、高知ファイティングドッグスの嶋村麟士朗捕手(動画)に、3日、タイガーズ球団が指名の挨拶に訪れました。

嶋村麟士朗選手は、高知市生まれ・高知商業高校出身の21歳で、10月24日のプロ野球ドラフト会議で、阪神タイガースから育成2巡目で指名されました。3日は、阪神タイガースの、畑山俊二統括スカウト、宮脇則昭編成ディレクター、山本宣史担当スカウトが、高知ファイティングドッグスの球団事務所に指名あいさつに訪れました。

嶋村選手は、高知ファイティングドッグスの武政重和代表取締役や、定岡智秋監督とともに、緊張した面持ちで懇談に望みました。懇談の冒頭、阪神タイガースの畑山俊二統括スカウトは、嶋村選手の身体能力や潜在能力の高さを改めて評価したうえで、「打てるキャッチャー」としての期待の言葉をかけました。

▼阪神 畑山俊二 統括スカウト
「今年のドラフト会議におきまして、嶋村君を育成2位で指名させていただきました。嶋村君は、パンチ力があり広角に打てる打撃と、捕手としては肩の強さ・スローイングの速さなど、"潜在能力を秘めたキャッチャー"ということで、『NPBでしっかり鍛えれば"打てるキャッチャー"として戦力になる』と評価させていただきました。タイガースは今、育成選手を多く抱えるようになり、非常に厳しいんですが、独立リーグで培ったハングリー精神で、なんとか競走を勝ち抜いて支配下選手になってくれることを期待しています」


嶋村選手は、去年もドラフト候補として名前が挙がっていましたが、当日は指名されず悔しい思いをしました。"1年越し"に悲願を達成した形になりましたが、嶋村選手のこの1年間の"アピール"は、タイガースのスカウト陣にしっかりと伝わったようです。

▼阪神 畑山俊二 統括スカウト
「もともと、バッティングの良さ=パンチ力があり広角に打てるところは評価していて、『キャッチャーとしてどれだけできるのか』というのを今年は注目していたんですけど、その中で、スローイングの速さ・肩の強さなど、キャッチャーとしての潜在能力は十分持っていることが確認できたので、『NPBで鍛えれば打てるキャッチャーとして戦力になるのではないか』という評価になりました。(嶋村捕手の性格は)非常に明るく、自分の思っていることを表現できる選手で、キャッチャーとしてもそういう『コミュニケーション能力』が必要なので、そういう部分も評価の1つにはなったと思います。キャッチャーとしての『守り』重視になると思うんですけど、やっぱりセ・リーグなので『打てるキャッチャー』というのはすごく貴重な存在だし、そういう選手になってくれたらと思います」


懇談で嶋村選手は、同じ高知市・高知商業高校出身の藤川球児新監督のサイン入りIDカードを贈られ、笑顔を見せていました。同郷の"大先輩"の就任直後にタイガースに指名された「運」と「縁」を力に変え、「1日でも早い支配下登録を目指す」と意気込みます。

▼阪神 育成2巡目指名 嶋村麟士朗 捕手
「指名されてからずっと実感が湧かなかったんですけど、こうやって指名あいさつをいただいて、やっと実感が湧いてきたなという感じです。自分はバッティングで評価してもらったと思っているので、今後はキャッチャー面に力を注いでやっていきたいと思います。育成からのスタートなので、1日でも早く支配下登録されて、『打てるキャッチャー』として1日でも早く阪神タイガースの力になれたらと思っています。こういうタイミングで藤川新監督になって、『縁』と『運』があると感じたので、この『縁』を力に変えて、しっかり頑張っていきたいと思います」



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阪神3位・木下里都、スカウト「短いイニングが適任」

2024年11月03日

11/3、サンケイスポーツ2面より  

2024阪神ドラフト3位 木下里都
KMGホールディングス・投手・動画

阪神からドラフト3位で指名されたKMGホールディングス・木下里都投手(動画)が2日、福岡市内で指名あいさつを受けた。社会人では先発でも結果を残してきたが、前田忠節担当スカウトは「和製ゲラ」と表現し、リリーフ適性を評価。最速156キロ右腕は開幕1軍を目標の一つに定め、「力強い真っすぐを見ていただきたい」とアピールを誓った。

新人王獲得に日本最速更新と、志は高い。スーツでビシッと決めたKMGホールディングス・木下は指名あいさつを受け、新たなステージへの一歩を踏み出すことに胸を高鳴らせた。「球団の方とお話しする機会があって、指名されたんだな。これからプロ野球選手になるんだな、という自覚と実感が湧いてきています」

高校時代は遊撃手で、福岡大進学後に投手へ転向。そこからメキメキと力をつけ、156キロ右腕としてドラフト3位の高評価を得るまでに成長した。

社会人野球の世界では先発での経験も多く積んできたが、阪神・前田スカウトは「(イメージは)和製ゲラ。真っすぐとカットボールがあるので、それぐらいのタイプの投手」と説明。

「コンスタントに140キロ後半から150キロ前半という球を投げられているので、いまは短いイニングの方が適任」と中継ぎ適性があることを明かし、「抑えの力はあるし、もう少し勝負球のフォークやスプリットの精度が上がってくると十分、可能性はある」と守護神になれる逸材だと強調した。

社業では店舗営業で接客をこなし、チャームポイントの笑顔も生かしながら働いてきた。これまでは自動車を売ってきたが、これからは「自分自身を売らないといけない」。強みは直球。カットボール気味に動く軌道も特長の一つとし、藤川監督の目にも留まるようなアピールに意欲満々だ。

「真っすぐは本当に自信を持って投げているので、力強い真っすぐを見ていただきたい」。セールストークだけでなく、〝セールス投球〟もお任せあれ。アクセル全開で、開幕1軍の切符をつかみにいく。



木下君のピッチング動画はこちら


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阪神2位・今朝丸裕喜、スカウト「才木以上になる」

2024年11月01日

11/1、スポーツニッポン5面より 

2024阪神ドラフト2位 今朝丸裕喜
報徳学園高・投手・動画

阪神からドラフト2位指名を受けた報徳学園・今朝丸裕喜投手(動画)が31日、兵庫県西宮市内の同校で宮脇則昭編成ディレクター、畑山俊二アマ統括スカウト、熊野輝光スカウトから指名あいさつを受けた。

「才木選手を超えられるような選手になりたい」と意気込んだ1メートル87の長身右腕は、そのために肉体改造に意欲を示した。最終的な目標に体重90キロへのスケールアップを掲げ、「日本を代表する投手になりたい」とも断言。才木同様、日の丸を背負って世界を舞台に戦う姿を、早くも思い描いた。

今朝丸を担当する
阪神・熊野スカウトは「ものは抜けている。才木よりもキャリア(実績)が上なので。それ以上になるかなと思っている」と改めて、ほれなおした。

ただ、才木と同じ大型右腕でも、直球の質は異なるそうで
「才木はどちらかというと剛球。今朝丸はキレで、肘の使い方が柔らかい。広島の森下系。ちょっと柔らかくて、手元でボールが伸びる」と説明。20年新人王に輝いた鯉の右のエースと姿を重ね合わせた。




今朝丸君のスカウト評はこちら

今朝丸君のピッチング動画はこちら

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阪神4位・町田隼乙、スカウト「打撃が一番魅力」

2024年10月31日

10/31、サンケイスポーツ1面より  

2024阪神ドラフト4位 町田隼乙
埼玉武蔵ヒートベアーズ・捕手・動画

田淵2世や!! 阪神からドラフト4位指名を受けたルートインBCリーグ・埼玉の町田隼乙捕手(動画)が30日、埼玉・入間市内で指名あいさつを受けた。強打が魅力のルーキーは、打てる捕手の代名詞、球団OBの田淵幸一氏と同じ身長186センチ。大柄な体格を駆使し、佐藤輝明内野手、井上広大外野手と〝ドデカクリーンアップ〟を形成を思い描いた。

どこまでも白球をかっ飛ばしてくれそうな大きな体で、でっかい夢を打ち立てた。見上げるほどの身長は186センチ。目標は捕手で阪神のクリーンアップを担うこと。畑山統括スカウトらから指名あいさつを受けてプロ入りを実感し、町田が自らのアピールポイントを語った。

「キャッチャーを始めたときからバッティングが好きだったので、そこ(打てる捕手)を目指してやってきました。長身というところは一つの持ち味です」

埼玉では今季51試合に出場し、打率・323、5本塁打。球団も一番のセールスポイントと評価する打撃を生み出しているのが186センチ、88キロの体格だ。その身長は〝打てる捕手〟の代名詞、田淵幸一と同じ。通算474本塁打をマークした大スラッガーへと成長する素質は十分ある。

今季の阪神捕手陣は打撃面で精彩を欠いた。梅野が打率・209、坂本が同・223。12球団で唯一、捕手登録の選手が0本塁打でシーズンを終えた。DH制がないセ・リーグでは捕手の打力が落ちると、下位打線は迫力不足となり、得点力も低下してしまう。だからこそ、長打が打てる大型捕手が必要だった。

担当の阪神・吉野スカウトは「打撃が一番魅力。広角に打てるし、ホームランも狙える。今いる阪神の捕手に比べると、10数センチ大きい。パワーの部分も引けを取らないし、それを前面に出して、自分のプレーを確立してもらったらいい」と評価。

抜群の経験値と守備力を誇る梅野、坂本のベテラン勢、若手の栄枝、中川らにスケールの大きな〝田淵2世〟町田が加われば、競争が生む相乗効果はさらに大きくなるはずだ。

「一番は目立てること。キャッチャーはやっぱり小さいイメージがあるので、大きくてキャッチャーということだけでも注目してもらえる」

幼少期から列をなせば最後尾が定位置。大好きな白米を食べまくり、中学3年間で23センチも背が伸びた。常日頃から当たり前のように操縦してきた大きな体。だから「動きが俊敏というところも長所なので、生かしていきたい」。パワーにスピードも兼ね備えた令和の〝打てる捕手〟を目指していく。

ドラフト指名時に掲げた目標は阪神の捕手としてクリーンアップを任され、試合に出ること。「そんなに簡単ではないけど、そこは目標にしています」。186センチは井上(189センチ)、佐藤輝(187センチ)に続いて虎の現役野手3番目の高身長。大きな野望にでっかい体で挑んでいく。

「その2人(井上、佐藤輝)の名前を聞くとやっぱり長打力が出てくると思うので、まだまだ勝てるものではないですけど、その背中を追いかけていきたい」。近い将来見られるかもしれない井上、佐藤輝、町田の〝ドデカクリーンアップ〟。新時代の虎にまた一つの大きな夢が広がった。



町田君のバッティング動画はこちら

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阪神育3位・早川太貴、スカウト「直球の質がいい」

静岡放送より (source)

2024阪神育成3位 早川太貴
くふうハヤテ・投手・動画

プロ野球ドラフト会議で阪神から育成3位で指名された、くふうハヤテベンチャーズ静岡の早川大貴選手(動画)のもとに、球団の関係者が10月30日、指名のあいさつに訪れました。

指名のあいさつを受けたのは、10月24日のプロ野球ドラフト会議で阪神タイガースから育成3位指名を受けたくふうハヤテベンチャーズ静岡の早川大貴投手です。30日は、球団の編成担当やスカウトら3人が訪れ、早川選手は意気込みを語りました。

▼くふうハヤテベンチャーズ静岡 早川大貴投手
「改めて来年、戦力になれるように頑張りたいなと思いました」

Q.甲子園の印象は?
「投げやすくて、キャッチャーが意図してることも全部わかるくらい特別な力じゃないですけど意図したピッチングができたなと思います」


▼阪神タイガース 筒井和也スカウト
「ストレートの質というのはNPBのピッチャーの中でもかなり高い質のボールを投げるんじゃないかと評価しています。ウエスタンリーグに所属して同じチームと当たっていく中で成績を残していくっていうのはプロでやっていく上では重要なことで、阪神でも早川投手のことを色々研究しながら打者も対策したんですけれども、その中で結果を残していくというのが出来ていたので、非常に評価できると思います」


あいさつの後、早川選手には、藤川球児新監督のサインが入ったドラフト会議の入場パスが贈られました。


早川君のピッチング動画はこちら

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