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横浜DeNA

立石正広(創価大)、日本ハム・DeNA高評価

2024年11月21日

11/21、スポーツ報知4面より 

立石正広(創価大・三塁手)
180cm・右投右打・動画

秋の日本一決定戦が開幕。大学の部では、創価大の来秋ドラフト上位候補、立石正広内野手(動画)が3番・三塁でスタメン出場。先制2ランを含む5打数3安打2打点で初戦突破に貢献し、スカウト陣からは称賛の声が相次いだ。

小雨を切り裂き、強烈な打球は逆方向へ伸びた。一塁を回った立石は、拳を突き上げた。初回1死二塁。1ボールからの2球目、内角直球を振り抜くと、打球は右翼席へと着弾した。底冷えする神宮の杜がその瞬間、熱くなった。

「逆方向は自分の長所。意外と伸びてくれました」。3回1死からも右翼フェンス直撃の二塁打。6回2死一塁では左前安打。3安打の活躍でいずれも本塁に生還した。

視察した日本ハム・大渕スカウト部長は「パンチ力が素晴らしい。内野が守れて右のスラッガーは貴重な存在」とたたえ、DeNA・八馬スカウト部グループリーダーも「逆方向にも距離が出る。来年のドラフトでは上位候補として楽しみ」と熱視線を注いだ。

今夏には大学日本代表にも選出。世代最強の打力を誇る。だが立石は「自分はちょっと評価されすぎ」と足元を見つめる。次戦は昨年6月の大学選手権で敗れた富士大が相手。「同じ相手に2回負けるのは一番ダメ」。フルスイングでリベンジだ。

(11月20日 明治神宮大会1回戦 創価大 8―4 仏教大)




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立石正広(創価大)、DeNA「来年ドラフトの目玉」

11/21、デイリースポーツ4面より 

立石正広(創価大・三塁手)
180cm・右投右打・動画

快音と同時に、鮮烈な打球が冷たい雨を切り裂いた。スカウト陣が来秋ドラフト1位候補と称する創価大・立石(動画)が、あいさつ代わりの一発だ。

初回1死二塁の好機で迎えた第1打席。1ボールからの甘く入った141キロ直球を鋭いスイングで捉えた。「自分の長所で、調子の良しあしが分かる部分」と話す逆方向への先制2ラン。「リラックスするのは意識しています。良いスイングができた」とうなずいた。

第2打席には右中間フェンス直撃の二塁打を放つなど、この日は3安打2打点と躍動。視察したDeNA・八馬アマスカウティングディレクターは「逆方向にあれだけ打てる。右の長距離打者は少ないし来年の注目。上位に入る」と評価した。

ただ、立石は現状に「評価されすぎというか…」と苦笑いし「見合った結果を残したい」と決意。全国の舞台で大暴れし、名実ともに世代最強スラッガーへと上りつめる。

(11月20日 明治神宮大会1回戦 創価大 8―4 仏教大)



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ドラフト選手の家庭の事情、竹田祐(三菱重工West)

2024年11月19日

11/19、日刊ゲンダイ21面「ドラフト選手の家庭の事情」より 

2024DeNAドラフト1位 竹田祐
三菱重工West・投手・動画

竹田の父・勉さん(53)は元プロのアメフト選手。現在は自営業で整骨院を営んでいる。

勉さんは近大付高時代にアメフトに出合った。近大のクリムゾンデビルスを経て、卒業後は三菱銀行センチュリアンズ、マイカルベアーズ、アズワンブラックイーグルスとプロチームを渡り歩き、2007年に引退するまで多くのタイトルを獲得した。

28歳の時に竹田の母・あきえさんと結婚。翌年、竹田は3人きょうだいの長男として産声を上げた。それからほどなくして、セカンドキャリアを見据え、夜間課程で柔道整復師・鍼灸師の専門学校に通うことになる。

「6年かけて資格を取りました。05~07年に所属したアズワンの活動は土日のみのため、平日は早朝から夕方までの仕事に就き、夜は学校へ。土日にアメフトを……という生活でした。若かったので、なんとかなりました(笑)」(勉さん)

母のあきえさんは土日には息子たちと勉さんの応援に駆け付けた。竹田家の週末の恒例行事だった。

そんな中、竹田は小学2年の時に友達に誘われ、地元の野球大会に参加し、情熱に火が付いた。アメフト観戦をきっかけに勉さんのチームメートから可愛がられ、楕円球でキャッチボールをしていたため、投球の基礎はできていた。

「祐が野球をやりたいと言い出した時、私は選手として晩年を迎えていました。今まで家族に応援してもらっていたから、『選手の役割をパパと交換する?』と尋ねると、『する!』と。スッパリ引退を決めて、自分は祐の応援に回ることにしたんです」

入団したオール住道(大阪)は、かつて勉さんの父親が監督を務め、勉さんも小学時代の6年間在籍していた。竹田の入団と同時にコーチになり、その2年後からは監督に就任。現在は代表を務める。

プロアスリートの経験から、竹田に特別なレッスンを施したかといえば、まったくそうではない。竹田が小学校高学年になると、「自分のことは自分でやりなさい」と、あくまで自主性に任せた。すると、中学で生駒ボーイズに入団してからは自発的に毎朝6時ごろから1時間ほどランニングするようになったという。

「いい投手になるために何が必要なのか、当時の監督さんなどからのアドバイスをもらい、ひたむきに実行していた。自分で考えて練習することが向いているだろうということで、履正社高に進みました。中学、高校、大学は自主性を重んじるチーム。その中でも、履正社時代の恩師・岡田龍生監督の自主性を重んじる教えがあったからこそ、壁に直面してもどうすべきだったのかを自分で試行錯誤して、夢に向かって努力し続けられたことが今につながったのだと思います。素晴らしい指導者に巡り合えたことに感謝しかありません」(同)

竹田の野球に対する向き合い方は「真面目人間そのもの」だと、勉さんは言う。

「大学、社会人時代に実家に帰ってきたときも、暇さえあればリビングでストレッチ。元旦に初日の出を見て、ランニングしたり。起きている時間の大半を野球に費やしていた。同じスポーツマンとして、『どんだけやんねん』と尊敬してしまうほどでした」

竹田は、生駒ボーイズ、履正社高、明大、三菱重工Westとエリート街道をひた走ってきた一方で、挫折は痛いほど経験している。明大4年時と昨秋にプロ志望届を出しながら指名漏れ。今秋、3度目のドラフトでようやくプロ切符を掴んだ。

「これまで何度も悔しい思いをして、そのたび力に変えてきたんです。明大時代に指名漏れした直後、田中武宏監督に肩を抱かれながら会見場を退出する姿が新聞に載りました。すると、祐はその記事を持ってきて、『実家に貼ってほしい。この悔しさを絶対に忘れないように』と。昨秋のドラフト直後も、食事が喉を通らないほど憔悴していたのですが、その1週間後くらいに実家に帰ってくると、『とにかくもう1年、勝負をかけて頑張る。ドラフト1位指名を目指す。このままでは終われない』と宣言した。決意が実ってくれて、本当にうれしいです」

踏まれても踏まれても立ち上がってきた胆力は、大舞台で生きる。



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池田彪我(東洋大)、DeNAスカウト「一押しです」

2024年11月17日

スポーツ報知websiteより (source)

池田彪我(東洋大・三塁手)
180cm・右投左打・動画

東洋大が東農大にサヨナラ勝ち。来秋のドラフト候補・池田彪我三塁手(動画)がサヨナラ本塁打を放ち、1部昇格に王手をかけた。

1-1の9回2死。ここまで抑えられてきた東農大・長谷川優也投手の低めの真っすぐを捉えると、打球はライトスタンドに一直線に伸びた。「来た球を振ろうと思って打席に入った。感触はよかったです」と振り返った。

視察したDeNA・河野亮スカウトは「大学生の中だったら力はとびきりある。私一押しです」と絶賛した。

今秋のリーグ戦は主に4番として出場するも打率1割台と悔しい思いをしていただけに「欲しいときに打てたのでよかった」とほっとした表情。井上大監督も「今日でチャラになった」と笑顔で語った。

17日の試合に勝てば、昨秋以来の1部復帰となる。「ちょうど1年前に悔しい思いをした。ここで勝たないと厳しくなってくると思う。ONE TEAMで勝てるように頑張りたい」。復活した4番は力強く意気込んだ。

(11月16日 東都大学野球1~2部入れ替え戦 東洋大 2―1 東農大)



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DeNA6位・坂口翔颯、スカウト「気持ちが強い投手」

2024年11月12日

中日スポーツwebsiteより (source)

2024DeNAドラフト6位 坂口翔颯
国学院大・投手・動画

DeNAからドラフト6位指名された国学院大の最速153キロ右腕、坂口翔颯投手(動画)が11日、横浜市内の国学院大たまプラーザキャンパスで球団担当スカウトから指名あいさつを受けた。

同投手は最速153キロの速球や両コーナーに投げ分ける多彩な変化球を武器に東都リーグで活躍。1年秋には最優秀投手に輝いている。指名後は、日本一になったDeNAの快進撃をテレビ観戦し「個の強さを感じた」と刺激を受けた。

同じ東都リーグ出身で昨年ドラフト5位で中大から入団、今季4勝をあげた石田裕とはドラフト前から連絡を取り合っている。「どんな形でもいいからチームに貢献したい」と同じように1年目からの活躍を誓う。珍しい翔颯の名前は、「さっそうと駆け抜けろ」という思いを込めて名付けられたという。

担当のDeNA・木塚スカウトは「(坂口と)同じ報徳学園出身の清水直行のイメージがかぶる。気持ちが強くチームを背負って投げる投手」とロッテ、横浜(現DeNA)で活躍した右腕の名を出し即戦力として期待した。



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